PTネット工法

落石防護柵のツタ侵入対策

落石防護柵のツタ侵入対策
PTネット工法

  •  簡単施工のツタ侵入対策

    PTネット工法は落石防護柵にプラスチックネットを取付ける簡単施工のツタ侵入対策です。
    従来、無対策時は、定期的な伐採によって金網に絡み付いたツタを除去する必要がありましたが、 PT ネット工法により、定期的な伐採を削減できます。
    ※PT ネット工法はツタ侵入に一定の効果は見込めまが、
    侵入を完全に防ぐものではありません。

対策前対策後

手順

1 準備工(伐採等)

○ 金網に絡み付いているツタを伐採・除去します。

必要に応じて既設金網撤去・設置
○ 金網が劣化している場合は、新しいものに張替えます。

2 PT ネット設置工

○ PT ネットを展張し、結束線でワイヤロープに接合します。

3 設置完了

○ 出来形検測を行い設置完了です。

※状況に応じて防草シートを併せて設置すると効果的です。

材料

※落石防護柵H=2m,L=18m の場合
PT-1 型ネット:1 巻(長さ50m)
(幅1,240mm 目合い4.8mm)
結束線:ステンレス製 30cm ピッチ

PTネット標準図

図面

【一緒に金網の補修もいかがですか?】

既設落石防護柵は、ツタの樹液や経年劣化により金網が発錆・破損し、本来の機能が損なわれている場合もあります。
状況に応じて金網の張替えを併せて実施することをお勧めいたします。張替えには従来の亜鉛めっき線の他、高耐久型の金網(高密度ポリエチレン被覆線製金網:山河)もございます。