THK落石防護網
ポケット式・覆式・ミニ支柱式・スロープネット
落石防護網の選定
ポケット式落石防護網
落石発生のおそれがある岩石が設置する金網の上方部にあり 、金網の最上部にポケット(可動式)を設け空間を作り、落石エネルギーを金網・ワイヤロープにより吸収し法尻まで 安全に岩石を誘導する工法です。
施工手順
覆式落石防護網工
ミニ支柱式落石防護網工
ポケット式落石防護網工
1 現地調査
2 準備工(伐開等)
3 測量・丁張
4 材料搬入・検収
9 ワイヤロープ設置
ポケット式落石防護網
設計計算条件
ポケット式落石防護網をご検討の際は下記条件を御提示下さい。
- 1. 落石荷重......W(kN) 〈 縦(m)×横(m)×奥行(m)〉
- 2. 発生源から衝突位置までの高さ...H(m)
- 3. 斜面勾配......θ( 度 )
- 4. 等価摩擦係数......μ
- 5. 縦ロープ長(金網高)......Ld(m)
- 6. 施工延長......(m)
- 7. 支柱高さ......lp(m)
覆式落石防護網
部材数量表 640.0 m²当り
- ※ 金網標準使用量......架設面積(m²)×1.11(補正係数)
- ※ 金網重ね幅......20cm以上(金網端部がナックル加工の場合)
- ※ 結合コイル取付......最上段横ロープ=3ヶ/m・その他ロープ=1ヶ/m
- ※ アンカーの種類は、強度計算の結果および現地地盤の状況により規格、岩用・土中用の別を選定します。
設計計算条件
ミニ支柱式落石防護網
スロープネット
ネット
落石防護網共通部材
金 網[JIS G 3552]
種 類 | 線 径 (m/m) | 網 目 (m/m) | 亜鉛付着量 (g/ m² ) |
---|---|---|---|
3種亜鉛めっき (Z-GS3) |
5.0 | 50×50 | 147 以上 |
4.0 | 50×50 | 147 以上 | |
3.2 | 50×50 | 128 以上 | |
2.6 | 50×50 | 114 以上 | |
4種亜鉛めっき (Z-GS4) |
5.0 | 50×50 | 232 以上 |
4.0 | 50×50 | 232 以上 | |
3.2 | 50×50 | 218 以上 | |
2.6 | 50×50 | 175 以上 | |
6種亜鉛めっき (Z-GS6) |
5.0・4.0 3.2・2.6 |
50×50 | 285 以上 |
7種亜鉛めっき (Z-GS7) |
5.0・4.0 3.2・2.6 |
50×50 | 380 以上 |
亜鉛アルミ合金めっき (ZA300) |
5.0・4.0 3.2・2.6 |
50×50 | 300 以上 |
着色塗装 亜鉛めっき (C-GS3) |
5.0 | 50×50 | 155 以上 |
4.0 | 50×50 | 155 以上 | |
3.2 | 50×50 | 135 以上 | |
2.6 | 50×50 | 120 以上 | |
着色強力亜鉛めっき (C-GS7) |
5.0・4.0 3.2・2.6 |
50×50 | 400 以上 |
山河 合成樹脂被覆 (E-GH3) |
5.0 | 50×50 | 155 以上 |
4.0 | 50×50 | 155 以上 | |
3.2 | 50×50 | 135 以上 | |
2.6 | 50×50 | 135 以上 |
ワイヤロープ[JIS G 3525準拠]
巻付グリップ[JIS G 3506]
3×7G/O用
クロスクリップ [JIS G 3101] ( 溶融亜鉛めっき )
三方クリップ[JIS G 3101]( 溶融亜鉛めっき )
( 大 )16 〜 18mm 用 ( 小 )12 〜 14mm 用
結合コイル[JIS G 3548]
ターンバックル[JIS G 3101]
落石防護網共通部材
土中用アンカー [JIS G 3112]
種 類 | 寸 法 | 標準耐力 |
---|---|---|
羽根付アンカー | D25×1500 | 10kN |
組立アンカー | D25×1500×4本 | 20kN |
7連アンカー | D29×1500×7本 | 35kN |
Hiアンカー2型 | プレート720×400 L=1500(2000) | 35kN |
Hiアンカー3型 | プレート720×600 L=1500(2000) | 50kN |
Hiアンカー4型 | 溝形鋼1000×300 L=1500(2000) | 80kN |
岩盤用アンカー[JIS G 3112]
セメントアンカー
寸 法 |
---|
D22(M20)×1000 |
D25(M24)×1000 |
D29(M27)×1000 |
D32(M30)×1000 |